結局
昨日のアレからほとんど眠れず
2時間ほど寝てすぐさま学校へ。
その後、死人の様な体に鞭打ち5限まで頑張りました。
まぁ、そんな事はどうでもいい。
それより
- 作者: アルジャーノン・ブラックウッド,ブルワー・リットン,ヘンリー・ジェイムズ,M・R・ジェイムズ,W・W・ジェイコブズ,アーサー・マッケン,E・F・ベンスン,W・F・ハーヴィー,J・S・レ・ファニュ,平井呈一
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/01/31
- メディア: 文庫
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これは平井呈一センセの訳だったので、ただでさえ全編通して雰囲気が
出ていた所にきてベンスンの「いもむし」とブラックウッドの「秘書奇譚」
それとハーヴィーの「炎天」の三篇が頭一つ抜けて良く出来ていたかと。
ても恥ずかしい事に三人ともよく知らんのだけれども!まぁ、いいです。
なかでも炎天の最後の一文がなんとも味があってよろしい。
あぁいう投げやりな締め方もありかな、と思ってしまった。
あと、特筆すべきは巻末についてくる平井センセの怪奇小説講座でした。
怪奇史みたいなのを一から丁寧に説明してあって非常に解りやすい!
いやぁ、あんな講義が大学にあったらと思うことしきりでございます。
あ、あと
- 作者: 遠藤周作
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1993/04
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これは……遠藤周作が選者のホラーアンソロなのだけれど……
どうにも面子が時代がかっているというか……いや、嫌いじゃないけど。
高橋克彦の「遠い記憶」と黒井千次の「音」と遠藤周作の「その一言」が
頭抜けて面白かったかなぁ。何ていうか、異形シリーズに入ってても普通に
読めそうな古さをあまり感じさせない話でした。とはいえ、全編通して、どれも
ホラー寄りの純文ぽかったのはご愛嬌……なのか?まぁ、面白かったからいいです。
あー!何か色々作品について語りたい事はあるけど、なかなか纏まらん!
まぁ、詳しく感想を聞きたいなんて酔狂な人が居たら是非ご一報を。
そのまま飲み屋まで引きずって行って、半日は語って差し上げてよ!