早くも
書くことねぇよあっはっは。
まぁ、アレだ、BLOOD+のOPは凄いですねという事で。
んが、始めて三日で何も書かんのもアレだから最近読んだ
本の紹介でもしてみようかしらん。
- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1997/06
- メディア: 文庫
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と騒ぐあなたはおのうがうんでいますね。え?いや、わたくしのハナシでなく。
さて、おのう談義は措くとして、太宰です。
文学界きっての迷惑スーサイダーです。
前に人間失格を読んだ折には、あまりの読後感の悪さに
「You Bastard!!」などと柄にも無く目から緑光を迸らせながら
アメコミ風な怒りを露にしたものでしたが、友人曰く「暗くない太宰だよ!」
と薦めるだけあってまぁ読みやすい作品ではありました。
様々な立場にある女性のモノローグからなるオムニバス形式の作品なのだけれど、
その中でも表題作の「女性徒」がちょっと面白かったですね。
作品の内容としては、女性徒が悶々と考え事をしながら一日を過ごしていく
というだけのものです。そんな作品の何が面白いかといえば、
その悶々の内容がモラトリアムやら自意識の事やらなんとも青臭い事ばかりですが、
それは自分が未だに通学途中に電車の中で考えたりしてる事と同じだったりするという
訳で……それを、当の友人に話すと「君は頭の中が乙女なのだね」などと言われる始末。
つまり、男子校生活六年間女ッ気ゼロで生きて来たせいか、わたくしのおのうの中には
いつのまにか純真なをとめが住まっていたのです!おぉ、なんというきせき!
……こらそこ、不憫そうな目で見ながら、黄色い救急車よぶな!
癲狂院はもうノーセンキューだぜ!
まぁ結論としては、あっしが電車の中で何考えてるかなんて
トイレットペーパーの芯よりどうでもいい話ですね!
とにかく、「考えるな、感じろ!」とリー師父も仰っている事ですし、
興味があったら読んでみるのも一興かもしれません、ハイ。
余談ですが、作中に出てきた「顔を両手で押さえながら寝る癖」は素晴らしいと思います。
きっと、純真な女性徒ともなると、寝てる間に眼球がポロリしやすいのでしょうね。
やはり太宰の考えることはちょっと違うな、と思いました。